浮気の事実がわかった時、まず一番に考えるのは、家族としてこの先一緒に暮らしていけるか、ということですよね。浮気を許すことができるのであれば、再構築の道へ。浮気を絶対に許すことができないようであれば離婚へ、という風に進む道が異なります。許せない、となった時、裁判で使える浮気の証拠はどんなものがあるのでしょうか。調べてみました。
■浮気ってなに?どういうこと?考え方はとってもシンプルなんです
証拠について考える時、まず大切なのは「浮気ってなに?」ということだと思います。これ、実にシンプルなもので、「既婚者なのに肉体関係を結んだ」、その事実が「浮気をした」ということになります。
つまり、浮気の証拠=肉体関係を結んだ事実を証明するもの、なんですね。
■浮気の証拠、あれこれ
それでは、どんな物が浮気の証拠として使えるのかいくつかご紹介します。
- LIENのトーク履歴
- SNSのメッセージ履歴
- スマホに保存されたメール内容
- 浮気相手との手紙
- 浮気相手からのプレゼント
- ホテルやレストランの領収書
- パートナーと浮気相手の会話の録音
- パートナーと浮気相手が一緒にいる場面の写真(映像)
よくラインやメールは証拠にならない、なんて説もありますが、ないよりはあったほうがいいです。スクリーンショットで保存しておくといいでしょう。
浮気の証拠、として一番重要なのが、浮気相手とラブホテルに入っていく姿の写真、もしくは浮気相手の部屋へ出入りしている姿の写真です。一枚だけ、特に家に一度行っただけ、だと、単に用事があって入っただけだ、ととぼけられてしまう可能性も大いにあります。なので、1日分だけでなく3日〜5日分、多ければ多いほどよいでしょう。写真の枚数が多ければ、それだけで証拠の信頼度を上げることが可能になります。
ちなみに、後姿だけのものやピンぼけの画像のものでは証拠としては不十分です。ハッキリ本人だ、とわかる写真を用意することが必要です。
メールやラインでのやり取りに加えて、部屋やホテルへ出入りしている時の写真、これらの証拠を併せれば十分な証拠になります。他にも、どんな些細なことでも残す、記録するようにしましょう。例えば毎日の帰宅時間だったり、外出の時間や日にち、出張した(はずの)日、とかですね。後々、嘘だったら嘘とわかりますから。もし証拠として使えないものでも、あって損、ということはないのです。
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